ヘナについて

About Henna
人熱が共にあり、水と流れが共にあるように、アーユルヴェーダはあなたの内なる本質と共に存在する。

ヘナは数千年の歴史を持っているインドの伝承医学アーユルヴェーダの薬草としてあらゆる事に使用されてきました。外からつけるだけでなく、薬として服用したり、インドの生活には欠かせないヘナについて詳しくご紹介します。

ヘナの特徴

昔からインドでヘナは余分な湿気を取り、冷やす性質をもち、血液と神経を通じて全身に影響して、熱性(アーユルヴェーダではピッタの増加)に作用。皮膚炎、皮膚病予防、吹き出物、止血、やけど、打撲、傷などに使用されてきました。
インド人は白髪染め目的ではなく、体によい物として使用してきました。
また、ヘナの葉は殺菌効果や体温を下げる効果があるため、昔から色々な治療に使われ、特に痛んだ髪を回復させるトリートメント効果や、頭皮の状態を改善する効果がに優れているとされています。

【ドゥラヴーヤ・グナ・ヴィグニャン】
ヘナは余分な湿気を吸い取り、冷やす性質を持った植物である。利尿作用に優れている。体内の火・水・土の増加を抑える。 熱や炎症、皮膚病、苦痛を緩和し、傷跡を消す作用がある。血液の異常や睡眠障害に有効である。
ヘナのヘッドトリートメント

ヘナは頭皮につけたあと、頭皮が綺麗になり元気な髪を育てるといわれてきました。傷があったりフケがあったりする場合でも、葉っぱの成分の作用で炎症が抑えられ、日焼け止めの効果もあります。

ヘナトリートメントをしていると、髪の毛が太陽に反射するので明るく見えます。また、その人の体調や、髪や皮膚の色によって、染まった色が微妙に違ってきます。ヘナトリートメントをすると、髪の一番外側にあるケラチンの表面を守るようにコートします。そうすることで紫外線や空気の汚れなどから髪が守られます。しかも、髪を洗ったり泳いだりしても、マニュキュアのように少しずつ色落ちしてくることがありません。

ヘナの様々な使い方

アーナンダ・K・K・シングル・B・チャンダヌビーケーという科学者の、1990年2月に発表した論文によると、ヘナの中のローソニア・アルバという成分が、肝臓の毒素を取り除くのに有効であること、また、ヘナによって睡眠が深くなるということが報告されています。その上、ヘナの葉っぱにはナフトクウィノンという成分が入っていて、それが生理不順を整える効果があると記されています。

また、ヘナは炎症を抑える働きがあるので、インドでは口内炎やニキビ、吹き出物にも使用することがあります。 その場合は直接患部につけるとオレンジ色が残ってしまいますので、直接患部につけないで頭皮、足の裏、お腹にたっぷりつける事で緩和されます。 ヘナには殺菌作用があり、頭がかゆい時や頭が痛い時にも使う事ができます。インドでは、真夏に暑くて食欲がなくなったり、体が疲れやすくなったりした時には、足の裏にヘナのペーストをつけて体を冷やすことが昔から知られています。

ヘナの歴史

インドの北西、ラジャスタン州からグジャラート州にかけて、1476年頃からたくさん作られるようになったヘナは、昔は葉っぱは生でも使われていましたが、その場合、石の上でつぶしてペースト状にしていました。そしてそのペーストで、手や足に花丸のデザインを書いていました。現在では、女性たちの間で、複雑できれいなデザインを描く、一時的なタトゥー(メヘンディ―アート)として、ファッションになっています。またヘナは塗料として布を染めたり、髪や爪を染めるために使われてきました。

インドでヘナは、富と吉祥の女神ラクシュミーがもっとも好む植物として信じられており、結婚式やおめでたい行事の時、手や足等にメヘンディアートが施されます。

インドをはじめ、エジプト、ヨルダン、サウジアラビア、アメリカ、イギリスなどでは一般人から有名人までみんながメヘンディアートを楽しんでいます。

品質の高いヘナ

世界一ヘナが取れるインドのラジャスタン州の収穫期は、雨水だけで育てていれば1年に1回しかありません。1回の収穫なら、肥料もほとんど使わないし土地も痩せません。
しかし最近ヘナは、売ればたくさんのお金になるので、多くの所で、畑に水をまいて年に2~3回収穫されています。雨期に雨が降ると若い葉っぱが育ちます。でも、まだ含まれている成分が少なく、雨期を終えて成分が高くなる時期を待ってから収穫する方がベストです。

葉っぱを採るタイミングも大切です。新月のときは、ヘナ畑で働いている人たちは、なんにも仕事をしません。新月から満月になるまでは、ずーっと葉っぱを採ったりして畑の仕事をします。そうしてできたヘナが良質のものになります。
ヘナには種類は沢山ありませんが、小さい葉っぱの、棘のない種類のヘナのほうが人気があります。ヘナは乾燥した天気でも良く育ちます。もちろん、化学肥料を使った事のない、アルカリ性の高い土地に最高のヘナが育ちます。

本物とは違うヘナがあります

染めるという事を目的にすると、ヘナ以外にインディコ、紫根、ウコン、ハイビスカス、ローソンの石などがありますが、それらのハーブは髪に定着せずに洗髪の時に流れてしまいます。それらを使って黒く染めるためには、触媒の役割をしてくれるような化学物質が必要です。科学物質を使わないと着色せず、色も長持ちしません。そのような化学物質を使ったものは体に害を与えます。

化学物質の入ってないピュアなヘナは髪と体のために必要といってもおかしくないぐらいのパワーを持っているのに、2001年ぐらいまで日本では、草木染めの塗料や雑貨としてしか輸入することができませんでした。そのため粗悪なヘナが日本に入ってきていることはとても残念です。中には緑色に着色された葉っぱや化学塗料が混ぜられ、ブラック、またはダークブラウンに染まるヘナも輸入されています。そのようなヘナを使って髪の毛がバサバサになってしまい使うことをやめた人も沢山います。

ピュアなヘナは本当に素晴らしい効果がありますので、ぜひ本物を使って頂きたいと思います。

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