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6.192017
アーユルヴェーダ、美と健康の伝道師パティル・シーマ先生がBSジャパンで紹介されました
当スクールのアーユルヴェーダプロ講座やフォローアップ講座のカリキュラムでは、必ずパティルシーマ先生が講師の授業があります。(講座の様子はこちらからご覧ください→ヘッドケアセラピストアドバンスプロ講座)
主にフェイシャルを指導下さいますが、トリートメントはもちろん、アーユルヴェーダの考え、食事療法、薬草などについても詳しく教えていただきます。
私とシーマ先生はとても長いお付き合いになるのですが、それでも毎回の講座では新たな発見があり、今もまだ知識や技術が増え続けています。
パティル・シーマ先生が、BSジャパン『ワタシが日本に住む理由』(2017.4.17放送)で紹介されました。
アーユルヴェーダについて、簡潔にわかりやすくお話しされていて、またシーマ先生の熱意も伝わってきます。
こちらでも簡単にご紹介させて頂きますので、ぜひ皆さんにもご覧頂けたらと思います。
パティル・シーマ先生について
28年前にインドより来日、静岡在住で、2000年に設立されたヘナをメインに販売するムクティ(サンスクリット語で自由、解脱、悟りを意味します)の経営者をされています。
美と健康の伝道師として、日本全国各地でサロン経営者を対象に講習会を開き、アーユルヴェーダの知恵を伝えられています。
アーユルヴェーダについて
インドで5000年以上の歴史を持つ、体の中からキレイにするいろいろな種類の健康法が詰め込まれた健康法で、薬草療法が大きな位置を占めます。
使用される代表的な薬草
- アーマラキ(原産国インド):老化防止、滋養強壮
- バジル(原産国インド):頭痛、神経障害の緩和
- ブラフミー(原産国インド):精神安定、脳の活性など
その他、ヘナ、ウコン、アロエ、トリカトゥー、甘草、ハイビスカス、プリンガラージ、ニームなどなど、その時々に応じて様々な薬草を使っていきます。
アーユルヴェーダの様々な施術方法をいくつかご紹介
- シロダーラ
数リットルのハーブの入ったダーラ液を額に垂らし、脳のアンチエイジングする - アビヤンガ
オイルを使った全身マッサージ - シロビャンガ
オイルを使った頭のマッサージ - ガルシャナ
絹の手袋を使って乾布摩擦(マッサージ)を行う - レーパ
ハーブをパックや湿布することで、リラックスさせ、保温効果や美肌効果を高める

アーユルヴェーダでは、食事療法も大切!
一度の食事で6種の味(甘味、酸味、苦味、塩味、辛味、渋味)を摂取することをアーユルヴェーダでは推奨しています。
今回の放送では、ゴーヤチャンプルー定食を例にされていらっしゃいました。
- 甘味:米(穀物、砂糖、ミルク)
- 酸味:ヨーグルト(酢)
- 苦味:ゴーヤ(野菜全般)
- 塩味:スパム(塩、漬物、醤油)
- 辛味:コショウ(とうがらし、生のタマネギ)
- 渋味:豆腐(豆類、緑黄色野菜、熟れてない果物)
紹介いただけると、とても分かりやすいですね。
6種の味って??て思いがちですが、こういう風に日本の定食などを思い浮かべると、少し気をつけるだけで、6種の味をクリアできそうです。
まとめ
番組では、とてもエネルギッシュに活動されながらも、日々の生活をも大切にされているパティル・シーマ先生が紹介されていました。
『どういう効果』があり、『どういう方に』施術するのかの判断がとても重要との教え、5000年以上の歴史を持つアーユルヴェーダを日々実践できることを日本人にたくさん伝えていきたいと、とても熱い思いで毎回ご指導頂けることに本当に感謝です。